志望動機の書き方
「介護業界を選んだ理由」をしっかり伝える
説得力のある志望動機にするためにも、まずは「なぜ介護業界を志望したのか」という点を相手にしっかりと伝えるようにしましょう。志望動機には「人の役に立ちたいから」や「喜ぶ顔が見たいから」と書く人が多くいますが、「人の役に立ちたい」「喜ぶ顔が見たい」という言葉は介護業界だけに限らず、さまざまな業界で使われている一般的な言葉でもあります。そのため、人の役に立ちたいのであれば介護業界でなくても良いのでは?と思われてしまう可能性もありますし、激戦の応募先では同じようなことを話している人がすでにいる可能性もあります。次のステップに進むためにも、採用担当者の目にも留まるようなより説得力のある志望動機を書くようにしましょう。
そのためには、志望動機をより深く掘り下げて、「介護業界でなければ叶えることができない」ことを盛り込みながら書くといいかもしれません。「喜ぶ顔が見たい」のであれば「身体の不自由さを感じている人が私の介護を通じて喜んでいる顔が見ることができれば、当たり前の生活ができることがどれだけ幸せなことで重要なことなのかを知ることができて介護業界で働く意欲が高まったから」と書くと、説得力がよりアップし好印象を与えることができます。
また、具体的なエピソードを盛り込むのも良い方法です。例えば、介護系の学校を卒業している人はその学校に入学を決めた理由や実習で感じたことを書くといいかもしれません。もし介護業界が未経験であったとしても日常生活で感じた介護の必要性や家族の介護経験などを志望動機と絡めて書いてもいいでしょう。とはいえ、自分視点でエピソードを書いてしまうとひとりよがりなものになってしまいがちです。エピソードを書く際は、他の人からどのような評価を受けたのかといった客観的な視点や数字を書き加えて分かりやすくするとさらに説得力が増します。
応募先に合わせた志望動機を書く
介護業界といっても介護福祉士やヘルパー、サービス提供責任者や施設職員とその職種はさまざまです。そのため仕事内容もそれぞれの職種ごとに違いがあり、働く施設の形態もさまざまな分野に分かれています。志望動機を書く際は応募する職種や施設に合わせた内容のものにすると、「この人はうちの施設に合っているな」と感じてもらうことができます。より完成度が高い志望動機にするためにも介護業界全体を把握しておくことはもちろん、応募先に合った志望動機を書くためにも応募先の情報はきちんと把握しておきましょう。
職務経歴書の書き方に迷ったらコレ!
-
志望動機の書き方
数多くいる応募者の中から採用担当者の目に留まるためには志望動機の書き方が重要となります。志望動機を深く掘り下げて具体的なエピソードを盛り込むとより説得力のある志望動機となります。また、応募先の職種や施設形態に合わせて書くのも1つの方法です。ただしその場合は応募先の情報をきちんと把握しておく必要があるため、事前にしっかりと調べておくようにしましょう。
-
職務経歴書の形式と書き方
介護業界は働く施設がさまざまな分野に分かれているため、キャリアップや経験を積むために違う分野で働きたいと考えている人も少なくありません。転職活動を行う際に重要となるのが今までの職務経歴や業務内容が詳しく書かれた職務経歴書です。職務経歴書には決まった書き方はありませんが、相手が見やすいように簡潔に正しく書くようにしましょう。